トイレの水漏れ修理です。
今回はTOTOの墨付きトイレタンクS670B交換です。
札幌市水道局から「水道代が上がっているので、指定業者で修理してください」と言われたそうです。
トイレの水漏れと言ってもトイレタンクの内部で漏れてしまいます。トイレタンクの中で漏れた水は、便器のほうに流れていくので、水道の水漏れに気が付かないことが良くあります。
現場から外してきたトイレタンクの写真ですが、内部の断熱材が膨らんでいます。
断熱材は防露材で、トイレタンクの外部に結露が出るのを防ぐ役割があります。
断熱材が膨らんで、トイレタンクの内部金具に干渉すると水漏れの原因になります。
それ以外にもボールタップの経年劣化でオーバーフローもしていました。
30年使用したトイレタンクですから、新しいタンクに交換する時期だったのですね。
下の動画はTOTOの隅付トイレタンクS670BUの施工動画になります。
20分から30分くらいの作業時間になります。
DIYで作業する方の参考になると嬉しいです。
TOTOトイレタンクS670Bの水漏れが発生した場合、いくつかの修理方法や交換手順があります。以下にいくつかの一般的な対処方法を説明しますが、トイレの修理作業には専門知識と技術が必要な場合があります。難しい場合や自信がない場合は、プロの配管工や修理業者に相談することをおすすめします。
1. 漏れ箇所の特定: 漏れている箇所を特定するため、トイレタンクの周りや配管部分を注意深く調べてください。主な漏れ箇所は、タンク内のフラッパーバルブ、フラッシュバルブ、水供給パイプ、配管接続部分などです。
2. フラッパーバルブの交換: フラッパーバルブが漏れている場合、タンク内の水位が上昇し続けてしまいます。まずは水を止め、新しいフラッパーバルブに交換してください。タンクの上部カバーを外し、古いバルブを取り外して新しいものと交換します。
3. フラッシュバルブの修理または交換: フラッシュバルブが漏れている場合、水がタンクから流れ出てしまいます。バルブのシーリング部分やゴム部分を清掃し、再度取り付けてみてください。効果がない場合は、新しいバルブに交換する必要があります。
4. 水供給パイプの確認: 水供給パイプが緩んでいたり、ダメージを受けている場合にも漏れが発生することがあります。パイプの締め付けを確認し、必要に応じて適切に調整してください。
5. 配管接続部分の確認: タンクとトイレボウルをつなぐ配管接続部分にも漏れが生じることがあります。接続部分の締め付けを確認し、必要に応じてゴムパッキンやテフロンテープでシーリングを強化します。
修理作業が難しい場合や、トイレタンク自体に問題があると思われる場合には、タンクの交換を検討することもあります。新しいタンクを購入し、古いタンクを取り外
してから新しいタンクを取り付ける手順を追います。この場合も、専門的な知識や経験が必要となるため、プロの配管工や修理業者に相談することをおすすめします。
最後に、トイレの修理や交換作業を行う前に、必ず水を止めてから作業を開始してください。
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。
水道料金が高くなった場合は、水道メーター以降の設備の不具合が考えられますので、札幌市水道局指定給水装置工事事業者にご依頼ください。
(有)アール 0120478919
引っ越しの手続きがしたい等のご相談は札幌市水道局に直接ご相談ください。